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森林林業協会
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香川県森林林業協会について
木材価格の低迷等による森林所有者の森林整備意欲の減退や公共事業費の削減に
よる事業量の減少に加え、人件費などの経営コストの増加等、森林組合の経営は
非常に厳しい状況にある。
また、香川県では、松くい虫の被害跡に植栽されたヒノキがようやく柱材として利用
できるほどに成長してきたという事情はあるものの、林業の機械化が遅れ、
平成20年度にようやく香川県森林組合連合会にハーベスタ、スイングヤーダ等の
高性能林業機械が導入され、森林施業の集約化や作業コストの削減に取り組む
ようになってきている。
このような状況の中、森林組合や森林組合連合会の作業班は、15年前の平成7年度末
の294人から年々減少し、平成 22 年 3 月末現在では 130 人となっており、長期的に
減少傾向にあり、そのうち60 歳以上の作業員の比率は 36 %で、 50 歳以上の比率
となると 64 %を占めており、依然として高齢者の占める割合が高い状況にある。
このため、平成 21 年度から「ふるさと雇用再生特別基金事業」や
「森林整備林業再生事業」などにより、事業量の増加と雇用の確保に努めてきたが、
森林組合の経営基盤を強化し、林業の振興を図っていくにあたり、林業の担い手で
ある林業労働者を恒常的に確保・育成することが喫緊の課題であることから、
これまでの行政施策に加え、新たな組織の設置が必要との認識のもとに、
「一般財団法人香川県森林林業協会」が平成 23 年 3 月 3 日に
香川県森林組合連合会の全額出捐により設立された。
目的
この法人は、香川県内において、林業の担い手となる後継者の育成確保等を行い、
うるおいと活力ある県民生活の向上を図るとともに、山村地域の振興、森林の整備保全
及び林業の振興に寄与することを目的とする。
事業
この法人は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
(1) 林業事業体の育成強化に関する事業
(2) 林業労働力の確保に関する事業
(3) 森林整備・林業振興等の施策に関する事業
(4) 森林・林業技術・林業経営に関する事業
(5) 森林・林業に関する調査研究及び啓発活動に関する事業
(6) その他前条の目的を達成するために必要な事業 |
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